Doy Tolls

昨日はスタジオリハ。

ヤンシュはアホなので
ピックとシールドを忘れました。



左のヘンテコメガネがヤンシュ。右のヘンテコメガネがノルディ。ヘンテコメガネ目線で写真を撮ったのが僕。


休憩中の話。


いかつい感じのお兄さんともう1人。

ソファにどっしり腰掛け、楽しげに会話をしていました。

ま、僕等も飲み物を買いつつ同じ休憩フロアで喋っていたわけですが

その方達に何気なく話しかけたんです。

まー、なんとも気さくな感じのいい人でした。

「へぇー！パンクやってるんすねー！僕はサイコビリーやってるんですよぉー」
「またどこかで逢ったら遊んでくださいねー」

そんな会話を交わし、再びスタジオへ。

2時間が過ぎそろそろ片そうとしていたところに見知らぬ中年男性が。

「ちょっとごめんねー、これ落としてない？」

と立派な革財布を手に訪ねてきました。

「いやー、僕等のじゃないですねー。さっきまでそこに座ってた人達のかなぁ？」


で、片付けも終わり外に出たところで、さっきのサイコビリーさんが

「どうもありがとうございました。拾ってくれたんですよね？」

「いや、多分隣りの部屋の人だと思いますよ。手元に戻って良かったですね。」


これ、変なとこで忘れたなら絶対失くなってるパターンだな。


なんともいえない穏やかな空気が僕を包みました。

音楽をやってる人間にダメなやつは多くても悪いやつはいないんだなって。


その日のそのスタジオはブルーズやらパンクやらサイコビリーやら。。


別々のバンドに属していても

変に片意地を張らずに、お互いに声をかけて「おつかれさまです」「おやすみなさい」が言える。

なんか意外のようにも思えるし、普通の人間の会話でもあるし。


また逢えたときには最初から笑顔で接することができるんだろうね。


宇宙規模だろうが、世界規模だろうが

日本規模だろうが、小さなスタジオ規模だろうが


いろんな色や形や風習や言葉や習慣があったとしても



そうだね、

平和っていいね。

人間っていいね。


Oi!!